事故米が原料に混ざっていて

問屋さんもお菓子屋さんも、

いつもの材料だと、気がつかずに、製造し販売。


「材料が変だとは、思いませんでした?」と質問するマスコミもいたが


お菓子の職人さんは、

よほど手触りや臭いが変であれば、気がつくだろうけど。


ミートホープの時ように、巧妙に混ぜられた米粉は

分からなかっただろう。


また、職人は製造過程の生地や

餡などの味見はするだろうけど


完成品を一人前食べることは少ないから

もし毒が混ざっていても、無味無臭では、

体調がおかしくならない限り、気がつかないと思う。



今のところ、誰も体調を崩した人が出ていないから

偽装して金儲けした当事者に、批判が向けられている。


会社関係者の受け答えも、まるで人ごとのようで

開き直った態度に、「いらっ!」とくる。


同時期に発表された

中国の粉ミルクは、毒物(メラミン)が混入して

亡くなった子供までいて、患者も無数にいるようです。


この会社、中国でも大手のメーカーらしい。


もし、今回の事故米で、何百・何万の規模で、

被害者が出ていたとしたら、

死亡まで行かなくても、食中毒で重症もありえる内容だから、


国・会社は、どれだけの責任を負えばいいのだろう。


そして、知らずにそれを使って、食品を加工した、

お菓子や酒蔵は、製造者責任(PL法)を問われるのか?


法律上、罪でなくても、社会から抹殺される。


給食やコンビニのおにぎりにも、と、いうのだから、

へたすれば、大量殺人罪もありえる。


発覚した直後から、

「実は、私の会社もやってました。」

「事故米を買ったのは、買いたくて買ったのではありません。」

「買えと勧められたからです。」


いやいや買ったという主張

百歩譲って、だったら嘘をついて、金儲けしていいのか?


たった一人の金儲けが、したかった人間のおかげで

多くの人が、犠牲になっている。または可能性がある。


その人に、ばれなければ、金儲けがしたい人間が、

あちらこちらにいる日本。


偽装と虚業 根本は同じだと思う。

楽して金が儲かること。

日本人には向いていない。



いつも、言っているが

お金で遊んだり、食品で遊んだりしちゃ、いかん。


体と頭に汗かいて、生活するお金を得るのが仕事。

人の倍の仕事をしたら、倍のお金をもらっていい。


そういう風に、親父に教わった。


日本、大丈夫か?